おとこよもぎ (男よもぎ)
学名 |
Artemisia japonica |
日本名 |
オトコヨモギ |
科名(日本名) |
キク科 |
日本語別名 |
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漢名 |
牡蒿(ボウコウ,mŭhāo) |
科名(漢名) |
菊(キク,jú)科 |
漢語別名 |
蔚(イ,wèi)、牡菣(ボウキン,mŭqìn) |
英名 |
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辨 |
Artemisia japonica には、次のような種内分類群がある。
A. japonica
オトコヨモギ subsp. japonica(牡蒿)
オトコヨモギ var.japonica
北海道・本州・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・華北・遼寧・陝甘・兩湖・兩廣・四川・貴州・
・雲南・チベット・ヒマラヤ・カシミール・インドシナ・フィリピン・ロシア沿海地方・樺太産
イトヨモギ var. angustissima(A. angustissima;狹葉牡蒿)
九州(宮崎・鹿児島)・朝鮮南部・山東・江蘇・河南・陝甘・河北・遼寧・吉林・黑龍江産
ハマオトコヨモギ ssp. littoricola(var.macrocephala, A.littoricola;濱海牡蒿)
北海道・本州北部・鬱陵島・黒龍江・内蒙古・ロシア沿海地方・ウスリー・樺太産
マンシュウオトコヨモギ var. manshurica(A.manshurica;東北牡蒿)
朝鮮・遼寧・吉林・黑龍江・河北・モンゴリア・ロシア沿海地方・ハバロフスク・アムール産
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ヨモギ属 Artemisia(蒿 hāo 屬)については、ヨモギ属を見よ。 |
訓 |
『爾雅』釋草に、「蒿(コウ,hāo)、菣(キン,qìn)」、「蔚(イ,wèi)、牡菣(ボウキン,mŭqìn)」とあり、その註に、菣のうち「子(たね)無き者」を牡菣というのだとある。オトコヨモギは種子が小さいので、種子が無いものと思ったのだろうという(『改訂新版 日本の野生植物』)。 |
和名は、漢名牡蒿の和訳という(『改訂新版 日本の野生植物』)。 |
小野蘭山『本草綱目啓蒙』11(1806)に、「牡蒿 ヲトコヨモギ カラヨモギ江州 トヨギ越後ニテハ七月聖霊祭ニ此茎ヲ用テ箸トナス ノギク奥州」と。 |
説 |
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誌 |
中国では、全草・根を牡蒿(ボウコウ,mŭhāo)と呼び薬用にする。湖南・廣東では土柴胡と呼ぶ。『全國中草藥匯編 上』p.463 |
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